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2020/02/19

(20)関東整備局がTDMを実施

 関東地方整備局は『東京2020大会開催時における直轄工事等の調整に関する取り組み方針』を策定した。東京都から国に対し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の交通混雑緩和に向けた協力依頼があったため交通需要マネジメント(TDM)に取り組むもので、必要な工事を着実に実施することを前提として、大会関係地域などにおいて路上工事によるボトルネック化回避を図るとともに、直轄工事等に伴う東京23区内通行車両数を削減する。
 取り組みの対象は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)内側の工事うち競技会場周辺および大会関係地域周辺の工事または工事車両が通過する可能性がある工事約200件と、圏央道外側の釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ周辺の工事など。ただし、緊急対応工事や路面清掃などは対象とならない。
 取り組み内容は▽工事着手時期(発注、工程)の調整▽工事の一時休止▽工事車両の出入り調整(朝夕ピーク時間・競技会場周辺の回避、資材搬入の前倒し、廃材などの集約による回数削減)▽工事の夜間実施・振り替え▽ルート変更などによる混雑回避(高速道路や大会関係地域を通行しない)――となっている。
 日中の路上工事回避と車両数削減を7月20日~8月10日および同月25日~9月6日の合計35日間、さらに路上工事以外の車両数削減をこの期間の土・日曜日を除く合計25日間、実施する。
 そのほか、工事関係事業者に工事調整の協力、また占用企業者に路上工事の抑制を依頼する。


(C) Tokyo 2020

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