2025/06/25
事業者:千葉県木更津市
26年6月議案を視野/駅前新庁舎の工事契約/木更津市
木更津市は駅前新庁舎建設工事について、2026年6月議会案件として、早ければ同年5月に一般競争入札を公告する予定だ。工種に応じた分離発注や、総合評価落札方式の適用などを検討している。駅前新庁舎は、中央1―1―1の木更津駅前西口駐車場跡地などに建設する。榎本建築設計事務所による設計を年度内に終え、鈴木建設の施工で木更津駅前西口駐車場解体を進め、26年7月にも本体工事に着手。28年1月頃の完成後、移転業務などを経て、4月に複合化施設の(仮称)市民交流プラザおよび店舗とともに供用開始する。
建物は、S造5階建て、延べ床面積約7900㎡の計画。市役所のほか、1階に店舗(食堂または物販施設)、2階に市民交流プラザ(約1200㎡)、5階に議会スペースなどを複合化する。
各階の床面積は▽1階=1635・32㎡▽2階=1560・56㎡(うちペデストリアンデッキ145・8㎡、屋根の無い機械置き場167・94㎡)▽3~5階=各1513・39㎡▽屋上階=77・51㎡。
執務室などは、3階に企画部と経済部、4階に市長室と総務部を配置。
平面駐車場として、敷地内に30台程度、成就寺敷地に69台程度(公用車20台を含む)を確保する。
市民交流プラザの指定管理者の公募は、26年12月頃に行う予定。
朝日新庁舎開庁後/既存商業棟を解体
イオンタウンが建設を進めている朝日新庁舎は、S造2階建て、延べ床面積約9800㎡の庁舎棟と、S造2階建て、延べ床面積約1万7000㎡の商業棟で構成。
市は、庁舎棟を賃借し、1階に健康づくり部、こども未来部、福祉部、市民協働部、2階に資産管理部、都市整備部、農業委員会事務局、教育部、財務部を配置する。
今後は、引き続き秋山工務店(茨城県日立市)の施工で建設を進め、26年4月に庁舎棟の供用を開始。同年5月頃に既存商業棟の解体工事を行い、28年5月頃の商業棟の供用開始を目指す。
なお、21日と24日には、庁舎整備事業の進捗状況に関する住民説明会を中央公民館B館3階多目的ホールとオンラインで開催した。