2026/04/30
事業者:千葉県白井市
約89haに産業誘導/谷田地区民活導入で調査/白井市
白井市は、谷田地区の土地約89万4312㎡の活用に向け、マーケットサウンディングの手続きを27日に開始した。新たな産業の誘導などに際して民間活力の導入を前提とし、将来像を描く段階から事業者と対話を行うことで、事業化検討パートナーの募集に向けたアイデアを収集し、参入しやすい公募条件を整理していく。対話の内容は▽土地利用計画▽事業内容▽施設の規模・内容▽コンセプトの追加提案▽事業方式▽スケジュール▽事業費および土地利用条件▽市に期待する支援や配慮事項――など。
調査対象者は、実施主体となる意向を有する法人、または法人のグループ。
7月24日まで質疑書の提出を受け付け、8月7日までに回答する。28日にエントリーシートの提出を締め切り、9月中に対話を実施し、10月下旬に結果概要を公表する。
調査対象地は、谷田725―5ほか。全域が農業振興地域で、国道464号以北の大部分が山林、以南の大部分が農地となっている。
地目は畑、山林、雑種地、宅地など。
農業従事者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が増加し、資材置き場への転用も確認されている。
同地区については、2025年度までの第5次総合計画後期実施計画で「(仮称)谷田・清戸市民の森整備事業」を位置付け、県企業庁から譲渡された土地を活用して新たな環境保全に取り組む仕組みを構築するとした。
しかし、26年度からの第6次総合計画においては、地域の特性や魅力を生かしたまちづくりを進める「地域の魅力活用エリア」に変更。さらに、都市マスタープランでは「自然環境と産業の共生検討地区」と位置付けた。これに基づき、成田国際空港の発着枠拡大や北千葉道路延伸の効果を見据えつつ、既存の自然環境と共生する新たな産業の適切な誘導および秩序ある土地利用を検討している。
地権者から「個人による山林や農地の適正な維持管理は限界がある」「農業従事者の高齢化が進展している中、企業誘致など土地利用の転換が地域の活性化につながる」などの意見があることから、地区の将来像の検討と土地利用計画の策定に向けて民間活力を導入するため、25年9月30日に地権者で構成する谷田地区まちづくり協議会が設立された。











