千葉県船橋市
商業・住宅施設など整備/特定街区の活用想定/津田沼パルコ跡地を開発/船橋市
船橋市は12日、第154回都市計画審議会を市役所本庁舎9階第1会議室で開催した。JR津田沼駅北口の「津田沼パルコA館跡地(A街区)」と「津田沼Viit(B街区)」について、民間事業者が一体的に開発し、商業・住宅施設を整備する方針を示していることを報告した。整備にあたっては、建築物の容積率、高さの最高限度、壁面の位置などの制限を緩和する「特定街区」の活用を想定している。
今後は、事業者協議、住民説明会、原案および案の縦覧などを経て、2027年度の都市計画決定を目指す。また、原案の縦覧以降の都市計画手続きは、習志野市と歩調を合わせて進める。
A街区は、前原西2―18および習志野市津田沼1―11に所在。敷地面積は、船橋市側が約2200㎡、習志野市側が約600㎡。
津田沼パルコA館の跡地では、三井不動産レジデンシャルが6月8日まで地下解体および埋め戻し工事を行っている。工事完了後、駐輪場として暫定利用する方針。
B街区は、前原西2―19に所在。敷地面積は約4000㎡。津田沼パルコB館の跡地で、23年3月16日に、新たな商業施設「津田沼Viit」としてリニューアルオープンした。
計画地の用途地域は商業地域。建蔽率80%、容積率600%。特定街区の指定を受けた場合、容積率の最高限度は900%となる。
民間事業者による事業コンセプトは「駅前の顔となる開発により、人とにぎわいが『めぐる』まちづくり」。歩行空間と交通機能の改善による回遊性の向上や、商業・業務・住まい・広場などによるにぎわいの創出により、人・にぎわい・暮らし・文化・交流が『めぐる』駅前拠点として、地域のシンボルとなる「経年優化」のまちづくりを目指す。
開発方針として▽ウォーカブルなまちづくりの実現=ゆとりある歩行空間、24時間開放のエレベーターの整備▽交通課題の解決=駅前にアクセスしやすい交通環境の整備▽地域の魅力・にぎわいの向上=イベントスペースなどの整備▽防災と環境整備=災害時の待機場所、誰でも使用できるトイレなどの整備――を掲げている。