千葉県総合企画部
業務支援の企画提案/空港周辺産業用地整備で/県総合企画部
県総合企画部は11日、「成田空港周辺産業用地整備事業委託(業務支援)」の企画提案募集を開始した。業務支援では、芝山町岩山地区において県が施行する産業用地整備事業の早期着手に向け、開発協議に伴う関係機関協議の資料作成などを行うとともに、地区内の地権者や耕作者に関する補償調査や移転交渉を実施する。さらに、関係機関協議、用地交渉結果などに基づき基本設計の修正を行うとともに、道路、調整池などの予備設計にあたる資料を取りまとめる。委託期間は、契約締結日から2027年3月31日まで。委託料の上限額は6500万円。
成田国際空港「第2の開港プロジェクト」などにより、空港周辺において航空宇宙をはじめ、さまざまな産業拠点形成の可能性が高まっていることから、「成田空港『エアポートシティ』構想」で位置付けられている「エアポートエリア」内、空港南側の約15~20haにおいて、産業用地整備事業を行う。
業務支援に加え、航空レーザー測量、土質調査、環境調査を別途行い、27年度にも用地買収に着手する。その後、一団の用地が確保できた段階で、基盤整備に向けた工事などを開始する。
業務支援の内容は▽開発協議支援(開発行為許可申請、林地開発行為許可申請、農地の転用に関する協議、交通管理者協議、道路・排水・調整池・上水道など管理者協議、空港会社協議など)▽用地交渉支援(地権者および耕作者に関する補償調査・算定・交渉など、税務署との事前協議資料作成)▽基本設計の修正▽図面、造成工事費、事業計画書の修正。
なお、補償調査や移転交渉などの対象となる土地面積として14万2194㎡を提示している。内訳は、地権者所有地6万1577㎡(畑2万1479㎡、山林4万98㎡)、耕作地8万617㎡(畑5万9371㎡、山林7464㎡)。
そのほか、一部は空港会社所有地となっている。
企画提案の応募資格は、県の物品等入札参加資格業者適格者名簿(委託)に登録され、過去10年間に官公庁またはその他の団体から開発行為や土地区画整理事業などにおける関係機関協議資料作成および用地交渉などに関する業務を受託した実績または同等の実績を有することなど。
また、業務責任者と業務担当者に対しても、必要な資格の保有などを求めている。
17日に行う業務説明会の参加申し込みを15日まで受け付けている。24日に質問書および参加表明書の提出を締め切り、7月1日に質問に回答。9日まで企画提案書の提出を求め、13日に書類選考結果を通知。21日の企画提案選定委員会を経て、同月下旬に受託候補者の決定を通知する予定。