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千葉県かずさ水道広域連合企業団

北部調整池を配水池化/27年度末までに検討完了/かずさ水道

かずさ水道広域連合企業団は、君津地域水道事業統合広域化基本計画に基づく施設統廃合の一環として、北部調整池の配水池化を検討している。北部調整池では現在、大寺浄水場から受水し、第4中継ポンプ場(角山送水ポンプ)および角山配水場配水池を経て、角山配水区に送水している。配水池化などの計画では、第4中継ポンプ場および角山配水場配水池を経由せず北部調整池から直接配水を行うことで、角山配水区を拡大し、勝下および代宿配水区を廃止する。今後は、2027年度末までに検討を完了するほか、送配水管・連絡管の整備を先行して進め、将来的に廃止施設の解体などを行う見込みだ。

12日には「施設統廃合事業北部調整池配水池化等検討業務委託」の制限付き事後審査型一般競争入札を公告した。委託期間は28年1月17日まで。委託料については、当初予算で、27年度までを期間とする限度額2200万円(水道事業1000万円、水道用水供給事業1200万円)の債務負担行為を設定した。

業務では、勝下配水区を統合し、代宿浄水場の浄水機能を停止した新たな角山配水区域(高区、低区)の設定および配水方法の検討を実施。

低区は、角山配水場配水池を経由せず北部調整池から直接配水可能となるようにする。

高区については、角山配水場配水池をポンプ井として活用できるよう管路の整備を検討する。なお、廃止する角山送水ポンプを経由しない管路計画が基本となる。

角山配水区においては、緊急時における広域断水の防止を目的として、近接する配水区や用水供給管からの直接配水などを含めたバックアップ管路の整備について検討。

また、北部調整池の敷地内において、定置式非常用発電機1500kVAの設置場所を選定する。

入札参加資格は、県内に本店または営業所を置き、企業団の入札参加資格者名簿の「土木関係建設コンサルタント(上水道及び工業用水道)」に登録され、国または地方公共団体が発注した同種業務を過去15年間に元請けとして履行した実績を有することなど。

また、管理技術者と照査技術者に対して必要な資格の保有を求めている。

今後は、23日に入札参加申請および質問を締め切り、25日までに質問に回答。29日と30日に入札書の提出を求め、7月1日に開札する。

業務の対象施設の概要は次の通り。

〔▽名称(種類)=①場所②容量③配水量または送水量④ポンプ〕

▽角山配水場(水道事業施設)=①袖ケ浦市蔵波2937―1②9000m3(HWL49m、LWL39m)③1日最大1万3555m3/日(高区、25年度実績)、3888m3/日(低区、25年度実績)④4・9m3/分×48m×65kW×4台(予備1台含む)(高区)

▽北部調整池(水道用水供給事業施設)=①袖ケ浦市蔵波字角山2943―7、飯富字直ノ台3359―2②3万9000m3(HWL46m、LWL38m)③1日最大2万1140m3/日(角山送水分、25年度実績)

▽代宿浄水場(水道事業施設、浄水機能停止予定)=①袖ケ浦市代宿305②895m3(HWL49・1m、LWL45・6m)③1日最大846m3/日(25年度実績)④2・08m3/分×25m×15kW×2台(予備1台含む)

▽勝下浄水場(水道事業施設、廃止予定)=①袖ケ浦市神納4135―172②1980m3(HWL39・2m、LWL34・7m)③1日最大2298m3/日(25年度実績)④1・66m3/分×30m×15kW×4台(予備1台含む)

現況および計画の配水フロー