千葉県鴨川市
設計・建設費は49億円/DBOで27年度総合評価/鴨川市 衛生センター整備
鴨川市は、老朽化が著しい衛生センターの更新に当たり施設整備基本計画を策定し、8日に公表した。現敷地内東側において、DBO方式により、計画処理量36kl/日の新施設を整備する。2027年度第1四半期に総合評価一般競争入札を公告する。28~31年度の4か年で設計・建設を進め、31年度の稼働開始を目指す。45年度まで15年間の稼働を予定している。事業費は79億9964万円(設計・建設費48億9654万円、運営費31億310万円)。設計・建設費に対し、循環型社会形成推進交付金制度を活用する。
計画処理量の内訳は、し尿6kl/日と浄化槽汚泥30kl/日(うち、学校給食センター排水処理汚泥4kl/日)。
搬入などの受入日は、祝日および年末年始を除く週5日。
生物学的脱窒素処理方式で処理を行い、助燃材化により再資源化を図り、現在と同様、二級河川加茂川に放流する。
施設整備の方針は▽将来のし尿量および浄化槽汚泥量に対応した施設▽循環型社会の形成推進に貢献する施設▽災害に対して強い施設▽経済面や管理運営面での合理性と効率性を重視した施設▽周辺環境に配慮した施設――など。
「衛生センター施設整備基本計画策定業務」は、日本環境衛生センターが担当した。
同社は、事業者選定に向けた事前準備やアドバイザリーを行う「衛生センター整備運営事業者選定支援業務」も受注。委託期間は、28年3月末まで。
衛生センターは、大里558―1に所在。土地は借地で、敷地面積約1・17ha(実測)。敷地北側に前処理・脱水機棟、西側に処理棟、南側に管理棟、車庫、駐車場などがある。建物は、RC造・S造、建築面積1721㎡、延べ床面積2078㎡。
1982年3月の稼働から40年以上が経過。これまで大規模改修や基幹的設備改良工事を実施してきたが、延命化しても2030年度には新施設が必要と指摘されている。