千葉県白井市
官民連携手法を検討/冨士Cは広場内に移転/冨士南園広場の市場調査/白井市
白井市は5日、冨士南園広場の土地活用に関するマーケットサウンディングの手続きを開始した。都市マスタープランで示している「地域コミュニティの強化と街道沿いを中心とした魅力ある商業環境の形成」を念頭に置いた事業の可能性について、市場性を確認するとともに、活用に関する柔軟な発想に基づく幅広い提案や助言などを求める。広場内への移転を予定している冨士センターに関しては、PFI/PPP手法などを活用した、民間事業者の整備による非保有型の施設を検討する。
調査対象は、冨士南園209―1ほかの区域面積約2・45ha。北総鉄道西白井駅の南西方約1・5㎞の距離に位置している。地目は畑および宅地。中学校の建設用地として確保していたが、生徒数の減少により計画が中止となったことを受け、多目的広場として暫定利用している。
周辺には、公民館、児童館、老人憩いの家、学習機能を有する複合施設「冨士センター」が設置されている。いずれも建設から約35年が経過し、老朽化が進んでいることから、当該地への機能移転を含めた提案を求める。
市場調査の対象者は、事業の実施主体となる意向を有する法人、または法人のグループ。
対話の内容は、土地利用計画、事業内容、施設の規模・内容、コンセプトの追加・変更・削除の提案、事業方式およびスケジュール、事業費および土地利用条件、冨士センターの広場内への移転および冨士センター跡地の活用、事業実施に当たり市へ期待する支援や配慮など。
暫定利用としての多目的広場が地域コミュニティの場となっていることから、面積の大小を問わず、憩いの場などとしての多目的広場機能の提案を求める。また、広場内において地域住民のシンボルツリーとなっている樹木を生かした提案を希望している。
冨士センターの移転に当たっては、あらゆる世代が交流できるフリースペース、多用途で活用できるレンタルスペース、第三小学校区の社会福祉協議会とまちづくり協議会の地域活動拠点、指定緊急避難場所・指定避難所としての機能、防災倉庫機能の設置を必須条件としている。公設、公設民営は問わず、民設民営による機能拡張などの提案も認める。
ベビーキャンプなど一時預かり保育施設や読書可能な図書スペースについては、市として整備を行う予定はないが、民営による実現可能性に関する意見やアイデアを求める。
近傍道路にコミュニティバスの停留所があり、地域交通の結節点としての機能を有していることから、エリア内でのコミュニティバス停留所の設置やシェアサイクルなどのシェアモビリティの提案など、地域の交通拠点確保に寄与する提案を求める。
市場調査においては、9月4日まで質疑書の提出を受け付け、18日までに回答する。10月2日にエントリーシートの提出を締め切り、同月中に対話を実施。11月中に実施結果を公表する。