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千葉県印西市

候補1か所に絞り込み/開発行為や区画整理 視野/印西市 産業用地整備

印西市は17日、産業用地適地選定・可能性調査業務委託に関する公募型プロポーザルを公告した。新たな企業立地の受け皿となる産業用地が不足していることから、立地条件や土地利用規制などを踏まえ、産業用地として有力な候補となる適地を1か所選定する。さらに、選定した適地について事業計画などの案を作成するとともに、事業採算性や企業の立地需要などを踏まえながら新たな産業用地整備の事業化に向けた検討を行う。現段階では、開発行為や土地区画整理事業による基盤整備を視野に、雇用創出に寄与する製造業、研究所などの立地誘導を想定している。

委託期間は、契約締結日の翌日から2028年1月31日まで。委託料の上限額は1650万円(26年度0円、27年度1650万円)。

適地選定業務では、市内全域を対象として事業実現性および立地優位性の観点から、産業用地として開発の可能性が見込まれる候補地を抽出する。

候補地は、23年度に千代田コンサルタントに委託して行った産業動向基礎調査で抽出した国道464号沿い・市街化調整区域内の候補地のうち5か所(鹿黒・和泉地区、小林地区、造谷地区、角田地区、荒野地区、各20~50ha程度)に加え、新たに2か所以上を提案する。

さらに、整備事業への参入が想定されるゼネコンおよびデベロッパー10社程度を対象に、ニーズ調査を実施する。調査においては、各候補地の開発可能性、事業化した際の参画意向、参画の条件、行政への要望などについて詳細な聞き取りを行う。

これらを踏まえて各候補地の比較評価および評価理由の整理を行い、産業用地として最も有力な適地を1か所選定する。

可能性調査業務においては、適地選定業務で選定した適地について、産業用地の開発の方向性および開発テーマの検討を行い、整備方針を取りまとめる。

さらに、▽土地利用計画▽土木計画・盛り土材搬入計画▽道路計画・交差点計画・道路施設計画▽雨水排水計画▽汚水排水計画▽給水計画▽調整池計画▽公園・緑地計画――を検討し、計画図などを作成する。

また、産業用地整備計画案について、県および市の開発事業指導要綱や他法令などに基づいて検討した上で、望ましい事業主体と事業手法を提案する。

事業化の検討に当たっては、開発行為および土地区画整理事業方式による事業構造に基づく概算事業費を算出。事業費に係る分譲単価を算出するとともに、近傍の競合する産業団地との価格評価を行い、事業の成立性を検討する。加えて、産業用地の建設、立地企業による設備投資や生産、雇用創出など、産業用地整備による経済効果を検証する。

産業用地整備事業を推進する上で想定される行政機関、権利者、民間開発事業者、誘致候補事業者などとの協議・手続き事項などについて抽出・整理を行い、事業実現に向けた対応方針の検討を行う。また、これらに基づき、施行期間を想定した事業スケジュール案を作成する。

プロポーザルの参加資格は、21年4月1日から26年3月31日までに他の地方公共団体と同種(適地選定および可能性調査)業務の契約を締結し、履行した実績を有する法人であることなど。市の競争入札参加資格者名簿への登載を前提としているが、必要書類を追加提出することにより参加可能とする。

今後は、24日に質問を締め切り、26日までに回答。28日まで参加申請書などの提出を受け付け、9月4日に一次審査結果を通知する予定。25日まで企画提案書などの提出を求め、30日の二次(プレゼンテーション)審査を経て、10月6日に二次審査結果を通知する見通し。