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2025/06/02

事業者:千葉県市原市

9月までにプロポで/新ごみ処理施設選定支援/市原市

 市原市は福増クリーンセンター一般廃棄物処理施設更新事業に当たり、事業者選定支援業務委託の公募型プロポーザルを9月までに公告する予定だ。委託期間は1000日間。委託料については、当初予算に総額7007万円の3か年継続費を定めた。新ごみ処理施設はエネルギー回収型廃棄物処理施設で、ごみ焼却方式(ストーカ式)を想定。順調に推移すれば27年度末までに事業者を決定し、27~28年度に造成工事、28~32年度にストーカ炉の本体およびプラント工事などを進め、32年度中の供用開始を見込んでいる。
 事業者選定支援業務の継続費の年割額は、25年度2169万円、26年度2354万2000円、27年度2483万8000円。業務内容は、事業者選定に関する募集要項や要求水準書の作成などとみられる。
 当初予算には、事業者選定支援業務の継続費を設定したほか、造成工事詳細設計委託料2424万9000円や地質調査委託料3190万8000円を計上。両業務は、早ければ月内に一般競争入札で委託。委託期間は、造成工事詳細設計が200日、地質調査業務が100日。
 市で発生する燃やすごみは、福増クリーンセンターの第一工場と第二工場において焼却処理を行っているが、両施設の老朽化が進んでいることから、安定的なごみ処理を確保するため新ごみ処理施設を整備する。事業実施場所は、福増124―2の区域面積4万8408㎡。
 新焼却施設整備基本計画策定支援業務は、建設技術研究所が担当した。
 新ごみ処理施設においては、廃棄物焼却等施設について課題を抱えている夷隅地域2市2町(いすみ市、勝浦市、大多喜町、御宿町)との広域処理事業(大都市受入型)を計画。地方自治法に基づき各市の一般廃棄物の焼却処理に関する事務を市原市が受託するもので、規約の制定に関する協議についての議案を各市町の6月定例議会に上程。また、新焼却施設整備基本計画について、同定例議会において報告を行った上で、策定・公表する。
 7月以降は、事務の委託に関する協議(法定協議)、協議書の締結(調印)、事務の委託に関する協議事項および規約の告示、費用分担に係る協議および協定締結(26年9月まで)、循環型社会形成推進地域計画の策定(同年12月まで)を予定。
 また、第一工場と第二工場の跡地利用の用途について検討を進めていく。

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