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2025/09/05

事業者:千葉県野田市

「(仮)川の駅」を検討/あおぞら広場の活用策/野田市

 鈴木有・野田市長は、8月29日の9月定例議会開会日に市政一般報告および諸般の報告を行った。鈴木貫太郎記念館再建の補助金確保に向けて策定作業を進めている都市再生整備計画に関し、関宿台町周辺地区におけるまちづくりの観点から、記念館の再建に加え、隣接する関宿あおぞら広場の活用策として「(仮称)川の駅」の基本構想の検討を進める方針を示した。今後は、庁舎内で構想案をまとめ、年度内に検討委員会を開催する予定。
 関宿あおぞら広場は、関宿町1396に所在。多目的広場約7800㎡、体験広場約2100㎡のほか、延べ床面積405㎡の体験棟で構成。市民が集う憩いの場および青少年の健全育成を図ることを目的として2007年に開設した。キャンプ、散策、行事など多目的な利用ができるよう整備されている。
 清掃工場に関して、老朽化が著しく重大な損傷が判明したことから、基幹的設備改良工事の早期着工を目指している。国の循環型社会形成推進交付金の採択を最短で受けた場合のスケジュールを国・県と協議したところ、「27年度から可能」と回答があった。工期に3か年程度を見込んでおり、29年度末の完成を目指す。また、交付金の早急な採択に向け、年内に地域計画を取りまとめる。
 学校法人野田鎌田学園との連携による市役所8階レストランの活用については、厨房改修の施工事業者に創英建興を選定。26年1月末の完成を予定している。一方で、ホール部分の床の傷みが想定以上だったころから、改修工事に係る経費432万2000円を補正予算案に計上している。
 休園している関宿南部幼稚園に関して、社会福祉法人いちいの会から福祉施設としての利用を図るため、施設の購入を希望する要望書が提出されたことから、売却に向けて手続きを進めている。売却金額の算定に必要な用地測量および不動産鑑定に係る経費として435万1000円を補正予算案に盛り込んでいる。

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