2026/04/13
事業者:千葉県芝山町
年度末の認可取得へ/保育施設用地を優先整備/芝山町 小池区整
芝山町は小池地区土地区画整理事業について、用地の先行買収完了のめどが立ったことを受け、年度末の事業認可取得を目指している。順調に推移すれば、年度末に事業計画の決定を公告し、換地設計、埋蔵文化財本調査、仮換地指定、測量・設計、造成など工事を経て、2040年3月31日までに換地処分を完了し、40年度に登記・清算を行う想定。事業においては、町立保育所の建て替え・統合を行う保育施設用地および周辺を優先して整備する。また、換地のうち、早い箇所では33年度頃の土地の使用開始を見込んでいる。
26年度は、県との事前協議を経て事業認可申請を行うほか、換地設計の準備を実施。さらに、地権者に対して換地に関する意向などの確認を行う。
土地区画整理事業の施行区域は、小池地区の面積約15・8ha。事業では、道路、公園、調整池など公共施設の整備を行い、住民の暮らしを支える都市機能の維持・充実を図る。さらに、成田国際空港のさらなる機能強化に伴う移転対象者や新規定住者を受け入れるための新たな居住地を創出し、密度の高い市街地を形成する。
事業化に向けては、19年12月に都市計画マスタープランを見直し、小池地区を含む3地区を住宅系拠点に位置付け、計画的に市街地整備を実施する方針を決定した。
その後、小池地区において、新たな住宅地の創出などを目的とした町施行の土地区画整理事業の実施が確実となったことから、25年5月30日に小池地区土地区画整理事業の決定と用途地域の変更について都市計画決定を行った。
用地の先行買収の進捗率は約87%となっており、26年度に「公有地の拡大の推進に関する法律(公拡法)」を活用し、完了に至る想定。
3園を1園に統合 町立保育所再編
町立保育所は、第一保育所(新井田63)、第二保育所(大里2737―4)、第三保育所(新井田445―149)の3園で、いずれも老朽化している。
24年5月策定の保育所等再編基本計画においては、第三保育所を第一保育所に統合した上で、将来的には第二保育所も加え、1園に統合する方針を示した。
再編に伴う新施設の建設地となる保育施設用地は、面積約0・9haで、芝山小学校の南側に位置している。
新施設についてはRC造、S造、木造またはこれらの複合構造、延べ床面積約2600㎡の建物に加え、園庭約2400㎡、駐車場などの整備を計画。定員は200人の想定。事業費として▽建設費=約15億円▽解体費=約4000万円▽設計・工事監理費=約1億円――を概算。事業スケジュールとして、埋蔵文化財調査に3か年、施設整備の基本設計・実施設計に3か年、工事に3か年を想定し、32年度の供用開始を目指すとした。
しかし、物価高騰などの影響、土地区画整理事業の進捗、空港の機能強化に伴う人口の流入による児童の増加などに応じ、事業計画を見直すことも考えられる。











