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千葉県市原市

活用に向け協議開始/帝京大ちば総合医療C跡/市原市

市原市は、帝京大学ちば総合医療センターが2029年頃に移転することを踏まえ、同センターの跡地活用について大学と協議を進めている。小出譲治市長は、6月29日に閉会した第2回定例議会において「跡地活用に当たっては、大学の判断と取り組みが不可欠。現有施設の扱いや市街化調整区域の土地利用規制といった課題も多く存在しているが、地域にとってより良い方向性へ導けるよう、先頭に立ってしっかりと協議していく」との方針を語った。30日には、跡地活用に関し、大学の経営陣と初めて会談を行った。

姉崎3426―3に所在する、ちば総合医療センターは、総合病院の空白地帯だった姉崎地区において高度医療を担う医療機関として市が誘致し、1986年5月に開院。以降、市における高度医療・救急医療の中心的な役割を果たしてきた。

しかし、施設の老朽化が顕著になり、建て替えが必要となった。

大学は、現在地での建て替えも検討したが、工期が長期に及び診療への影響が避けられず病院経営に影響が生じることや、病院の存続と医療従事者の確保の観点から、ちはら台西6―19に所在する帝京平成大学ちはら台キャンパスへの移転を決めた。

ちば総合医療センターの土地は、面積6万2608・73㎡。誘致に当たって大学に無償譲渡した経緯から、市はこれまで無償での返還も打診してきた。しかし、協定に基づく土地の譲渡禁止期間(所有権移転後10年)が終了しており、第三者への譲渡も可能となっていることから、無償での返還は望めない状況だ。

建物は、9階建て2棟と8階建て1棟で、延べ床面積4万1916・9㎡。

2025年10月15日に姉崎公民館会議室・研修室で開催した「25年度市長と町会長で語ろう未来創生ミーティング(姉崎地区)」においても、ちば総合医療センターの跡地活用が話題に上り、小出市長は「大学に対し、跡地について話し合いの場をつくってほしいと伝えている。双方にメリットがある跡地活用方法を見いだしていきたい」と話した。

帝京大学ちば総合医療センターの外観