千葉県我孫子市
特定事業選定で本格化/DBO採用 約2億円縮減/我孫子市 リサイクルC整備運営
我孫子市は3日、リサイクルセンター整備運営事業を、PFI法第7条に基づく特定事業に選定した。費用負担額を評価したところ、市の直接事業205億3798万9000円に対し、DBO方式203億3576万3000円となり、約2億円の縮減が期待できることが分かった。
特定事業選定の基準は、事業期間全体における市の総負担額、民間事業者の適切なリスク管理の評価、公共サービスの水準など。
民間事業者のノウハウを生かしたリスクの適切な管理、効率的な事業の実施による公共サービスなどの水準の向上が期待できることから、リサイクルセンター整備運営事業について、DBO方式で実施することを適切と認めた。
今後は、7月中旬に総合評価型一般競争入札を公告し、2027年1月まで事業提案書の提出を受け付け、3月下旬に落札者を決定する。基本協定締結後、6月議会における承認を経て、特定事業契約を締結する。
その後、31年2月28日まで設計・建設工事を進め、3月1日の供用開始を目指す。運営期間は51年2月28日まで。
ただし、建設期間を短縮する提案も認める。建設期間を短縮する場合の運営期間は、施設の正式引き渡しの翌日から20年間とする。
リサイクルセンターは、中峠2264の旧クリーンセンター跡地約1万4200㎡に整備する。建築構造はS造、RC造、SRC造を想定。緑化面積2848・9㎡以上を確保する。
処理対象物および1日当たりの処理量は▽不燃ごみ・粗大ごみ=7・1t▽プラスチック=10・1t▽ペットボトル=2・1t▽びん=4・5t▽空き缶=1・7t――など。
設計・施工は、民間事業者または民間事業者が設立する共同企業体が担う。共同企業体の場合、建築物の設計を行う企業、建築物の施工を行う企業、プラントの設計・施工を行う企業で構成し、プラントの設計・施工を行う企業を代表とする。
運営業務は、民間事業者が設立する特別目的会社が行う。設立に当たっては、代表企業の出資割合を50%以上とし、出資者で最大となるようにする。
旧クリーンセンター解体および土壌汚染対策工事は、村本建設と板橋建設のJVが28年1月31日までの工期で請け負っている。
リサイクルセンター整備運営事業発注支援業務は、国際航業が27年3月31日まで担当している。