千葉県、千葉県農林水産部、千葉県県土整備部
建設業の力で生活守る/優良工事等表彰式を開催/県
県は7月31日、「2026年度優良建設工事・優秀技術者表彰式」「26年度県土整備部難工事表彰式」「26年度農林水産部難工事表彰式」を千葉市内のTKPガーデンシティ千葉3階「シンフォニア」で開催した。優良建設工事・優秀技術者表彰式で、熊谷俊人知事は「社会が生まれたときから土木、建築といった形でインフラを整備してきたことにより、便利で快適な生活が成り立っている」との見方を示し、7月28日に発生した令和8年熊本地震にも触れ、「災害があっても被害の程度が縮小できているのは、災害に強いインフラ整備をしてきたからだと思っている」と建設業の意義を語った。
優良建設工事表彰受賞者を代表し、あいさつに立った萩原仁・萩原土建代表取締役は「公共工事においては、常に、品質の確保と経済性の追求が課せられる。優良建設工事表彰をいただいたことにより、品質の確保に関してはほんの少しではあるが、達成できたと安堵(あんど)している」と述べ、「この賞に甘んじることなく、これからも技術の向上に努め、また災害対応を通じて県民の皆さまに尽くしていく」と力を込めた。
また、優秀技術者表彰受賞者の代表として、畔蒜工務店の小川俊氏は「今回の受賞は、現場に携わった全ての関係者の努力の結晶。この栄誉に恥じぬよう、社会資本整備を担う建設業に携わる者として安全を最優先に、品質の一層の向上と技術力の研さんに努め、引き続き県民の皆さまから信頼されるものづくりに取り組む」と決意を語った。
技術力いかんなく/難工事を無事完成
県土整備部難工事表彰式で、四童子隆部長は、受賞者に対して「難しい現場条件の下、猛暑や大雨もある非常に厳しい中で工期を守り、良い調整を行い、技術力を発揮していただいた」と謝意を表し、「今後も、難工事を仕上げた技術力、調整力を発揮し、良い仕事をしていただき、また、われわれとしても表彰させていただいたことに感謝し、担い手の確保と建設業全体の盛り上げにつなげていきたい」と見据えた。
大野靖之・安建設取締役管理部長は、受賞者を代表して「建設業に携わる者として、安全を第一に考え、誠実な仕事を積み重ね、地域の皆さまから信頼される会社であり続けることを大切にしてきた」と振り返り、「今回の受賞を励みに、これからも技術の向上とより良い仕事への取り組みを続け、皆さまに必要とされる会社であり続けられるよう社員一同、努力していく」と引き締めた。
農林水産部難工事表彰において髙橋輝子部長は、日ごろの社会資本整備への尽力と高病原性鳥インフルエンザ発生時の防疫活動への協力に感謝の意を示すとともに、受賞工事に関して「工期内の完成はもとより、安全管理の徹底や関係者との調整、事務処理に至るまで他の模範となるような工事をしていただいた」と敬意を表した。
受賞者を代表し、今井泰雄・今井組代表取締役は、受賞工事について「県の最東端に位置する銚子漁港での工事で、大漁の日には多くの漁船や運搬車両、市場関係者が行き交い、港全体が一気に活気に包まれる。このような環境の中での工事は、まさに『難工事』だった」と振り返った上で、「今回の受賞を励みとし、これからも技術力の向上、安全管理の徹底、そして地域社会への貢献に努め、皆さまの期待に応えられる企業であり続けたい」との思いを語った。
県からは、優良建設工事・優秀技術者表彰式に熊谷知事、四童子部長、大塚生一・災害・建設業担当部長、髙橋部長、横山尚典・企業局長、齋藤浩司・教育次長、青山彩子・警察本部長、また難工事表彰式に四童子部長、大塚担当部長、古谷野克己・県土整備部次長、横田彰洋・技術管理課長、加瀬孝之・県土整備政策課長、髙橋部長、上林明絵・農林水産部次長、荻津輝夫・農林水産部次長、鈴木真・農林水産政策課長が出席した。
優良建設工事表彰は、良質な社会資本整備の推進と建設技術の向上を図るため、表彰年度の前年度に完成した建設工事の中から特に優良と認められるものをたたえる。24年度からは、優良建設工事を担当した技術者のうち、特に優秀な技術者を優秀技術者として表彰している。
また、社会条件やマネジメント特性の厳しい工事において、施工が良好で他の模範とするに足るものを難工事表彰としてたたえる。県土整備部難工事表彰は、24年度から行っている。農林水産部難工事表彰は今回が初めて。
26年度は、知事表彰として優良建設工事82件・77社および優秀技術者29人、県土整備部長表彰として難工事25件・24社、農林水産部長表彰として難工事2件・2社を選定した。
農林水産部難工事表彰は、今井組と中山工務店が受賞。今井組は、優良建設工事表彰2件、優秀技術者表彰1件と合わせて四冠となった。
優良建設工事表彰においては、今井組のほか、市原建設工業、村樫建設工業、畔蒜工務店、風間建設工業所、進日本工業、大進工業が2件の工事で受賞。県土整備部難工事表彰では、関東機工建設が2件の工事での栄誉となった。
さらに、岡田土建、有村建設、遠藤建設は優良建設工事表彰と県土整備部難工事表彰のダブル受賞。
優良建設工事表彰を受ける今井組、八角工務店、山﨑組、会田電業、京葉工管、大幹、東邦建設、森山塗工、西川塗装店、阿部建設、岡田土建、畔蒜工務店、鈴木興業、岡田建設、大兼工務店、石村建設、新千葉建設、千葉ニチレキ、浜谷総業、丸信工業、丸昭開発工事、コスモ工業、ステアリスト、都葉設備、市津工業所、三和工業、大進工業、大富、市原組の技術者を、優秀技術者に選定した。