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千葉県市川市

DC立地を制限へ/市川塩浜地区計画の変更/土地利用転換見越して/市川市

市川市は「市川塩浜第1期地区地区」の一部において、「(仮称)塩浜マリンパーク」整備の動きに乗じた民有地の土地利用の転換を見越し、データセンターの立地を制限する方針を固めた。9日には、2026年度第2回都市計画審議会を市役所第1庁舎5階第3委員会室で開催し、「市川塩浜第1期地区地区計画の変更」について報告を行った。データセンターの用に供する建築物の建築を制限することで、地区の目標である「にぎわいのある商業地の形成」の実現を目指す。

市川塩浜第1期地区は塩浜2丁目に所在。地区構成は、A地区約10・6ha、B地区約0・7ha。

臨海部の工業地帯に位置しており、地区北側がJR京葉線市川塩浜駅に隣接し、国道357号や首都高速湾岸線が通る、交通利便性の高い地区となっている。また、東京湾の最奥部に位置し、前面には三番瀬の海辺が広がる。

17年7月11日に「市川塩浜第1期地区地区計画」を決定。土地区画整理事業による公共施設などの整備と合わせ、交通利便性の良さや海辺の立地特性を生かした、にぎわいのある商業地の形成と魅力的な市街地の整備を目指すこととした。

24年8月には「塩浜2丁目市有地整備方針」を策定。地区内の市有地において、レジャープール機能の整備などをコンセプトとした「(仮称)塩浜マリンパーク」の建設を計画している。

一方で、民有地においては、この計画を踏まえたとみられる大規模な土地売買が行われるなど、土地利用の転換が見込まれている。

大規模な土地においてはデータセンターの立地需要が想定されるが、周辺自治体においてデータセンターの建設を巡り周辺住民と摩擦が生じる事例が確認されていることから、地区計画の変更によりA地区でのデータセンター建築を制限する。

データセンターが建築基準法上、「倉庫」または「事務所」として扱われることを踏まえ、地区計画の変更においては、A地区の建築物の用途制限に「データセンターの用に供するもの」と「倉庫」を新たに追加する。

23日まで、地区計画の変更に関する原案を縦覧に供している。

位置図