コラム「復・建|日刊紙 日刊建設タイムズ

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2025/06/10

間近に迫る県民の日

▼今年も6月15日の「千葉県民の日」が目前に迫った。6月は祝日のない月だが、本県の小中高生はこの日が休みとなり、心待ちにする児童生徒も少なくないようだ。とはいえ、今年はあいにくの日曜日に当たり、昨年も土曜日だったため、あちこちでため息が聞こえそうだ。逆に休日のため、多くの県民が行事などに参加できるチャンスととらえ、例年以上の盛り上がりに期待したい
▼「県民の日」を記念して6月15日を中心に、さまざまなイベントをはじめ県内施設等の割引や無料開放が実施されるが、一般県民への周知の余地もまだまだありそうだ
▼「県民の日」は「県民が、郷土を知り、ふるさとを愛する心をはぐくみ、共に次代に誇りうる、より豊かな千葉県を築くことを期する日」として、県人口が500万人を突破したことを記念し、一般公募によりこの日が選ばれ、1984年(昭和59)に制定された
▼1873年(明治6年)6月15日に当時の木更津県(房総半島南半分)と印旛県(房総半島本州側部分)が合併し、千葉県が誕生。千葉郡千葉町(現在の千葉市中央区本千葉町)に千葉県庁が置かれたことにも由来している
▼今年の県民の日中央行事としては「ちばみんフェス2025」が15日に香取市で開かれる。会場は佐原文化会館と市民会館、みんなの賑わい交流拠点コンパスで、「トーク&パフォーマンス ステージ」「佐原の大祭 山車特別曳き廻し&日本三大囃子 佐原囃子と手踊り披露」などのイベントが予定されている
▼地域行事については、県内11地域に県・市町村・各種団体などで構成される実行委員会が設けられ、各地域の魅力を再発見できる行事を企画。今年も多くの地域イベントが開催される
▼さらに賛同行事として、企業・市民団体・自治体が実施する「施設の無料開放・割引」「イベントの開催」「サービス提供・プレゼント」なども予定されており、ぜひ詳細をパンフレットや各行事のホームページなどで確認のうえ、多くの人たちに参加してもらいたい。

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