2025/09/11
事業者:千葉県八千代市
八千代西高活用へ/西八千代の中学生徒増対策/八千代市
八千代市は、第13回西八千代地区小中学校等対策検討委員会を開催し、西八千代地区の中学校における生徒数急増などへの対策に向け、「県立八千代西高等学校の施設を活用する案」の調査・研究の実施を決定した。嶺岸秀一教育長は、今後について「県教育委員会による『県立高校改革推進プラン第2次実施プログラム』の策定状況などを注視し、対策に関する具体的な検討を進めていく」と話した。
第3回定例議会代表質問で、辰己百恵議員(自由民主党)が西八千代地区の中学校における生徒数急増などに伴う対策の進捗について質疑し、嶺岸教育長が答弁した。
「県立高校改革推進プラン第2次実施プログラム案」では、2028年度に県立八千代東高等学校と八千代西高等学校を統合し、八千代東高等学校の校舎を使用するとしている。同プログラムは、10月の策定を予定している。
八千代西高等学校は、吉橋2405―1に所在。敷地面積は4万4993㎡(うち運動場3万994㎡)。校舎などの総延べ床面積は1万3999㎡。1980年4月15日の創立。
西八千代地区では、都市再生機構により東葉高速線八千代緑が丘駅隣接地で西八千代北部特定土地区画整理事業が施行され、大型集合住宅の立地とともにファミリー層を中心に人口が急増し、睦中学校の生徒数が増加している。
また、ちばぎん総合研究所が担当した睦および高津・緑が丘地域児童生徒数推計業務では、西八千代地区の各小学校に加え、高津中学校(高津880―4)と睦中学校(島田台756)を対象に、学年ごとの児童・生徒数の推計を実施。睦中学校において、将来的に教室数が不足することが判明した。